クラウドストレージにSSO（シングルサインオン）連携が必要な理由！

Aug 22, 2024

楽天ドライブは全てのファイルを一箇所で統合管理できるクラウドストレッジです。ファイル共有を効率的に行えるため、国内外の企業や機関で広く活用されています。しかし、今日では多くの場所で楽天ドライブのようなクラウドサービス、あるいは様々なソフトウェアの使用が増え、管理すべきIDとパスワードの数が増え、ご不便をおかけしていると思います。

そこで必要となるのがSSO(Single Sign-On)です。SSOとは、ユーザーが1つのIDやパスワードで複数のシステムやサービスにアクセスできる統合ログイン方式です。単一のアカウント情報だけを管理すればよいため、セキュリティが強化されるだけでなく、ログインが容易になるという側面で業務リソースが削減される効果もあります。このような多くの長所があり、SSOはユーザー認証方式の一つとして多く使われています。

特に、企業内で様々なソフトウェアサービスを利用中の場合は、SSOを導入することが多く、これに伴い新規サービスの導入を検討する際に必ず考慮する要素でもあります。 SSO機能についてもう少し詳しく調べてみましょうか？😊

🔎 SSOの種類

SSOには一般的に次のような種類があります。

SAML: XMLを使用してユーザー識別データを交換するプロトコル
OAuth: パスワードを提供せずに他のウェブサイトのユーザー情報に安全にアクセスできるオープンスタンダード
OIDC: 単一のユーザーセキュリティ認証情報セットを使用して複数のサイトにアクセスする方式
Kerberos: チケットベースの認証システムで、ネットワーク上で身元を検証

🔎 SSO連携プロセス

SSOは次のような方式で動作します。

１．ユーザーがSSOを使用するアプリケーションにログインします。

２．ユーザー認証が成功すると、認証サーバーはユーザーの身元情報と権限を含むトークンを生成します。

３．アプリケーションがトークンを確認して有効性を検査します。

４．トークンが有効である場合、アプリケーションはサービスへのアクセスを許可し、追加のログインなしでアクセスできます。

🔎 SSO連携のメリット

SSOを活用すると、ユーザーが頻繁に使用するアプリケーションに簡単かつ安全にログインできます。

利便性: 1 つのログイン情報だけを記憶すればよいので、複数のシステムやアプリケーションにログインするたびに、それぞれのIDとパスワードを入力する必要はありません。これにより、ログインプロセスが簡素化され、ユーザーエクスペリエンスが向上します。
セキュリティ強化: 1 つのログイン情報だけを管理するため、パスワード管理がより容易になり、パスワード漏洩のリスクも軽減されます。また、中央でログインの試みに対するモニタリングが可能で、異常なアクセスを感知して対応することができます。
管理の効率性:IT管理者やセキュリティチームは、中央でユーザーアカウントを管理することができ、アカウントの作成、変更、削除作業がより簡単になります。これは、特に大規模な組織における管理の負担を軽減するのに大いに役立ちます。
暗証番号の再設定の容易性:暗証番号を忘れた場合、SSOシステムを通じて中央で暗証番号を再設定することができます。これにより、ユーザーとITサポートチームの両方にとって、より効率的な問題解決が可能になります。
生産性の向上: 反復的なログイン手順を減らすことで、ユーザーはより多くの時間と労力を節約でき、これにより業務生産性を高めることができます。

💡 SSO機能を活用、これで楽天ドライブでも可能です！

楽天ドライブは簡単かつ安全なSSO連動機能を提供いたします。楽天ドライブはOIDC、SAML, OAuthなど多様なプロトコルをサポートし、顧客のニーズに合わせて他のIdP(Identify Provider)とも柔軟に連携します。これにより、ログインにかかる負担を減らし、セキュリティレベルが向上します。下のような悩みをお持ちの方には、楽天ドライブのSSO連動機能の導入をお勧めします。